・・とその前に。
あ〜もぉせっかくの同点だったのにぃ〜・・・。(⊃Д`)
けどまぁやっちゃったものは仕方ない。
取りあえず明日はリベンジよ!・・て場所大阪ドームかい。_| ̄|○
そんな訳で本日の戦評はここまでとして。
実はいい加減「新選組!」の例の回についての感想を書かなくては気持ち的にもズルズルいきそうなんで今日こそ書かせてもらいます!(は?)
■■■■■■■■■■■■
あれから10日程経ちまして、ようやく「新選組!」に関して落ち着きを取り戻した感があります。とは言え本放送含め3回程見ましたが3回とも何処かしら泣いてしまう自分がいまして・・。それ程まで33話「友の死」は色んな意味でショックでしたし衝撃的な回だったと言えます。冷静に考えればあれこれ出てくるのですが、それは余りにもキリがないのであくまで簡潔に。
全体的にじっくりていねいな作りになっていたというのが率直な感想でした。途中、隊士達がそれぞれの方法で山南さんを逃がそうと画策していた部分はウマいと思いましたし(特に源さんのお弁当には・・)、所々に重みのあるセリフがいくつも散りばめていたのも感心したものです。
総司の「私の好きな人は、皆、私の刀で死んでいく・・」。以前、芹沢を暗殺した際、決定的だったのは彼の一刺しでしたし、直後お梅さんも同じ刀で自らを刺し命を落としてます。その上今度は山南さん・・。
切腹の介錯はいわば止めを刺す役目ですから、総司としてはとても辛い立場だと思います。そう言った点では山南さんも随分酷な・・と感じずにはいられませんが。
ただ・・もし仮に山南さんが総司の病気の事を知ってたら、やはり同じ事を頼むのでしょうか?疑問に思うとこです。
明里さんとの事について。関連の掲示板の中には「彼女に対して不義ではないか」という意見がありましたが、まあ・・確かに最終的に自ら死を選ぶ事になった訳ですから、言葉は悪いが彼女の事はほったらかし的な風に取られても仕方ないのかも知れないですよね。実はこれについては私も同感。(一応女ですから・笑)
ただ、全く不義という訳でもないんですよね。第一山南さんは彼女を連れ出す際しっかり「身請け」してますし。
とある掲示板の意見を借りれば、山南さんの脱走はいわば“賭け”。
うまく逃げおおせばそのまま彼女と幸せに暮らせたかもしれないが、万が一・・。そう考えると、最低限の事はきっちりしてあげたのではないかな・・なんて思った訳ですよ。(実際お女郎さんになったら身も心も廃れるのは目に見えて明らか。幸いにもまだなりたてで無邪気な明里さんですが、いずれそうなってしまう事を山南さんは恐れたのかな、と。私でもそれは許せん!←何様?)
最も本編のセリフの中で身請けの件に関し「私はあなたに感謝している」と言ってるし、山南さんの性格から言って黙って惚れた女性を足抜けさせるって事はまずしないでしょうけど・・。(^^;)
「切腹するんやろ、これから」
彼女の口からこの言葉が出た時、思わずドキリとしたものです。
てっきり最後まで知らないまま故郷に帰るのかと思っていたんですが、明里さんには分かっていたんですよね。
知らない方が幸せだったのかも・・と思ってたのですが、これってかえって悲しくなるばかりだし。そういった意味では救われたのかも知れませんね。
鈴木砂羽さん、好演でした。(秋から「相棒」楽しみにしてるよ〜♪)
ところで私、山南さんと土方のコンビ(ていうのか?)、結構好きだったんですよね。性格も正反対だし、実際何度も対立してたし、言うなれば今回の事の発端といってもいい。ですが、いくら気が合わない関係とはいっても心の何処かでは通じ合う部分もあった。斉藤の話でそれが再確認出来たのは私的には大収穫でした。
以前、京へ上った時の部屋割りで山南さんが何処ぞかの武士に因縁を付けられた際、土方がサラリと助け船を出したシーンがありましたけど、あれ結構好きだったんですよね。
これ勝手気ままな考えですけど、もし仮に新撰組とか思想うんぬんとかが彼らの中になく、現在のようにただ普通に暮らしていただけの人間同士としたら何のへだてもないままいい友人関係になったのではないか・・なんて。
けど残念ながら時代がそうはさせてくれなかったんですよね。
ラストの土方と、そして近藤の号泣。
立場上皆の前で泣くことは許されない彼らの本当の姿を見た気がします。
最後に山南さん本人について。
やはり思わずにはいられない事があります。
“何故彼は死を目前にしてあんな穏やかでいられたんだろうか・・”
と。
元々武士の出ですから、ある程度死を恐れないよう教育はされているかも知れませんが・・返って辛かったです。
土方に言った
「悔やむことはない。土方くんは正しかった。
私が腹を切ることで、新選組の結束はより固まる。
それが、総長である私の最後の仕事です」
この言葉、正直重かったです。
土方と隊を思っての言葉でしょうが、勝手な解釈でなんですが、案外これが、本編中出る事のなかった「友」を象徴している事ではないか・・と思うんです。
しかし一方でちょいひねくれた考えもふと浮かびました。
言うなれば土方のいうとこの「更なる法度の締め上げ」です。
生え抜き幹部が切腹した以上、今後法度に背いた隊士もそれに続かざるを得ない・・という。
う〜ん・・ここにきてちょっと気分ぶちこわしですかね?(汗)
■■■■■■■■■■■■■
以上、簡潔の割にはたくさん書いてしまいましたが、本人的には満足しました。
元々山南さん自体は「新選組!」以前より好きだったんですが(はい、実はそうなんです)、「新選組!」を見てますます魅力的な人物であった事に改めて気付かされました。そういった意味では三谷さんに感謝!だしプロデューサーさんにも感謝!そして何より演じた堺さんには大・大感謝!(&あっぱれ!)の一言です。
あ〜もぉせっかくの同点だったのにぃ〜・・・。(⊃Д`)
けどまぁやっちゃったものは仕方ない。
取りあえず明日はリベンジよ!・・て場所大阪ドームかい。_| ̄|○
そんな訳で本日の戦評はここまでとして。
実はいい加減「新選組!」の例の回についての感想を書かなくては気持ち的にもズルズルいきそうなんで今日こそ書かせてもらいます!(は?)
■■■■■■■■■■■■
あれから10日程経ちまして、ようやく「新選組!」に関して落ち着きを取り戻した感があります。とは言え本放送含め3回程見ましたが3回とも何処かしら泣いてしまう自分がいまして・・。それ程まで33話「友の死」は色んな意味でショックでしたし衝撃的な回だったと言えます。冷静に考えればあれこれ出てくるのですが、それは余りにもキリがないのであくまで簡潔に。
全体的にじっくりていねいな作りになっていたというのが率直な感想でした。途中、隊士達がそれぞれの方法で山南さんを逃がそうと画策していた部分はウマいと思いましたし(特に源さんのお弁当には・・)、所々に重みのあるセリフがいくつも散りばめていたのも感心したものです。
総司の「私の好きな人は、皆、私の刀で死んでいく・・」。以前、芹沢を暗殺した際、決定的だったのは彼の一刺しでしたし、直後お梅さんも同じ刀で自らを刺し命を落としてます。その上今度は山南さん・・。
切腹の介錯はいわば止めを刺す役目ですから、総司としてはとても辛い立場だと思います。そう言った点では山南さんも随分酷な・・と感じずにはいられませんが。
ただ・・もし仮に山南さんが総司の病気の事を知ってたら、やはり同じ事を頼むのでしょうか?疑問に思うとこです。
明里さんとの事について。関連の掲示板の中には「彼女に対して不義ではないか」という意見がありましたが、まあ・・確かに最終的に自ら死を選ぶ事になった訳ですから、言葉は悪いが彼女の事はほったらかし的な風に取られても仕方ないのかも知れないですよね。実はこれについては私も同感。(一応女ですから・笑)
ただ、全く不義という訳でもないんですよね。第一山南さんは彼女を連れ出す際しっかり「身請け」してますし。
とある掲示板の意見を借りれば、山南さんの脱走はいわば“賭け”。
うまく逃げおおせばそのまま彼女と幸せに暮らせたかもしれないが、万が一・・。そう考えると、最低限の事はきっちりしてあげたのではないかな・・なんて思った訳ですよ。(実際お女郎さんになったら身も心も廃れるのは目に見えて明らか。幸いにもまだなりたてで無邪気な明里さんですが、いずれそうなってしまう事を山南さんは恐れたのかな、と。私でもそれは許せん!←何様?)
最も本編のセリフの中で身請けの件に関し「私はあなたに感謝している」と言ってるし、山南さんの性格から言って黙って惚れた女性を足抜けさせるって事はまずしないでしょうけど・・。(^^;)
「切腹するんやろ、これから」
彼女の口からこの言葉が出た時、思わずドキリとしたものです。
てっきり最後まで知らないまま故郷に帰るのかと思っていたんですが、明里さんには分かっていたんですよね。
知らない方が幸せだったのかも・・と思ってたのですが、これってかえって悲しくなるばかりだし。そういった意味では救われたのかも知れませんね。
鈴木砂羽さん、好演でした。(秋から「相棒」楽しみにしてるよ〜♪)
ところで私、山南さんと土方のコンビ(ていうのか?)、結構好きだったんですよね。性格も正反対だし、実際何度も対立してたし、言うなれば今回の事の発端といってもいい。ですが、いくら気が合わない関係とはいっても心の何処かでは通じ合う部分もあった。斉藤の話でそれが再確認出来たのは私的には大収穫でした。
以前、京へ上った時の部屋割りで山南さんが何処ぞかの武士に因縁を付けられた際、土方がサラリと助け船を出したシーンがありましたけど、あれ結構好きだったんですよね。
これ勝手気ままな考えですけど、もし仮に新撰組とか思想うんぬんとかが彼らの中になく、現在のようにただ普通に暮らしていただけの人間同士としたら何のへだてもないままいい友人関係になったのではないか・・なんて。
けど残念ながら時代がそうはさせてくれなかったんですよね。
ラストの土方と、そして近藤の号泣。
立場上皆の前で泣くことは許されない彼らの本当の姿を見た気がします。
最後に山南さん本人について。
やはり思わずにはいられない事があります。
“何故彼は死を目前にしてあんな穏やかでいられたんだろうか・・”
と。
元々武士の出ですから、ある程度死を恐れないよう教育はされているかも知れませんが・・返って辛かったです。
土方に言った
「悔やむことはない。土方くんは正しかった。
私が腹を切ることで、新選組の結束はより固まる。
それが、総長である私の最後の仕事です」
この言葉、正直重かったです。
土方と隊を思っての言葉でしょうが、勝手な解釈でなんですが、案外これが、本編中出る事のなかった「友」を象徴している事ではないか・・と思うんです。
しかし一方でちょいひねくれた考えもふと浮かびました。
言うなれば土方のいうとこの「更なる法度の締め上げ」です。
生え抜き幹部が切腹した以上、今後法度に背いた隊士もそれに続かざるを得ない・・という。
う〜ん・・ここにきてちょっと気分ぶちこわしですかね?(汗)
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以上、簡潔の割にはたくさん書いてしまいましたが、本人的には満足しました。
元々山南さん自体は「新選組!」以前より好きだったんですが(はい、実はそうなんです)、「新選組!」を見てますます魅力的な人物であった事に改めて気付かされました。そういった意味では三谷さんに感謝!だしプロデューサーさんにも感謝!そして何より演じた堺さんには大・大感謝!(&あっぱれ!)の一言です。
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